2005年6月24日
ゆうべ桐野夏生の『グロテスク』を読み終わりました。もともと、『東電OL殺人事件』を読んでいたので、ディテールの設定とか、佐野真一の取材した内容からそのまま使われてる点があまりにも多いのが意外でしたが、でもそこを残酷なくらいさらに抉って書き込んでいるのは小説ならではの凄さです。しかしこの小説で一番凄かったのは、主人公たちが所属したQ女子校という難関校での人間関係。まさにこういう偏差値高くて世間知らずな女が集まる学校で6年間閉鎖的な人生を送っていた自分としては、もうゾッとするほどリアルこの上なし。自分のこと言われてるみたいでもう参りました。女には男が想像も付かないような深い深い差別意識の闇があるというのを桐野夏生はよくよく分かっていて、それを凄まじい勢いで暴き立てるのです。激サドですw。
